黒川の「400年山桜」もようやく4部咲きくらいで咲き始めた。(3月28日現在)
ソメイヨシノなどと違い、小豆色の葉が花に色を添えているのでまた美しい。
農家個人の庭にある「400年山桜」は、先祖の貴重な遺産を一切 公の補助を受けずに個人で管理し、善意で公開されている。
休憩所・売店・トイレ・駐車場などの観光施設は一切無いので、マナーを守ってお花見をしてほしい。
周囲の畑への無断立入や空缶・弁当の空き箱などのゴミは必ず持ち帰ること。
はるひ野4丁目、新しく出来た有料老人ホームの前を上がった「よこやまの道」にさくら広場がある。そこでは「江戸彼岸さくら」が、一人寂しくピンクの花を満開にしている。
4月に入ると江戸彼岸の周囲にある多くのソメイヨシノが一斉に咲き始めてまた趣の違うお花見が出来る好ポイント。
すぐ近くには巨木のこぶしの木があり、3月20日前後には真っ白のこぶしが花を咲かせていた。今も少し咲いている。(参考:よこやまの道 さくら広場 平成19年の記事)
(クリックして拡大すると、桜の中心から北西方向(左斜め上)と上部に鳥がとまっているのがわかる。)
改めて黒川青少年野外活動センター(旧黒川分校)の桜(3月28日現在)を再掲する。
(この施設は、青少年のための教育施設であるため、センター内での飲酒は厳に戒められていますのでご承知置きください。また車の乗り入れも一切出来ませんので徒歩でお出で下さい。トイレは完備しています。)
そこで数年前まで勤務していた職員ご夫婦に出会う。お二人は60歳をすぎた方だが、運動姿でここまでの7kmをジョギングしてきたという。そして軽快な足取りで再びジョギングをしながら400年山桜の方に向っていった。
ご夫婦を見て壮年の粋に達してはいるが、若々しい青年に会ったような清々しい気分になった。それに引き換え普段は車に頼って日常生活を送っている自分を対比して、ちょっぴり情けなくなった。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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