3月6日付の「福田内閣メールマガジン(第21号)」で、福田総理は春闘で賃上げを経済界に働きかけると言及している。
それを裏付けるように、3月6日に経団連の御手洗会長に「景気を浮揚させるための一つのきっかけとして今春闘に期待する」と賃上げを要請した旨の記事が、日本経済新聞3月7日(金)朝刊に載った。
(写真:読売オンライン)
3月6日付の「福田内閣メールマガジン(第21号)」で、福田総理は春闘で賃上げを経済界に働きかけると言及している。
それを裏付けるように、3月6日に経団連の御手洗会長に「景気を浮揚させるための一つのきっかけとして今春闘に期待する」と賃上げを要請した旨の記事が、日本経済新聞3月7日(金)朝刊に載った。
(写真:読売オンライン)
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福田内閣メールマガジン(第21号 2008/03/06)
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[果実を分かち合う。福田康夫です。]
果実を分かち合う。福田康夫です。
3月を迎え春の訪れが感じられるようになりましたが、このところ食料品
などの値上げのニュースが目立ちます。みそやしょうゆ、乳製品など、いず
れも毎日の食卓に欠かせないものばかりです。
昨年来、パンや食用油から、ティッシュペーパーといったものまで、実に
さまざまな食料品や日用品の値段があがっています。スナック菓子の中には、
袋の内容量が減ったものもあります。
メルマガへのご意見でも、「生活費ばかりが上がっている」といった声が
少しずつ増えています。
「1円でも安いものを」と、毎日の家計のやりくりをしながら、多くの皆
さんが、同じような感想を抱いておられると思います。
こうした値上げの背景には、わが国が外国に依存している原油や穀物の価
格が世界的に高騰したことがあり、やむを得ない部分がありますが、この機
に便乗値上げのような悪質な行為が行われないよう、厳正に監視していきま
す。
物価が上がっても、皆さんの給与がそれ以上に増えれば、問題はありませ
ん。しかしながら、働いている皆さんの給与の平均は、ここ9年間連続で横
ばい、もしくは減少を続けており、家計の負担は重くなるばかりです。
日本経済全体を見ると、ここ数年、好調な輸出などに助けられて、成長を
続けています。企業部門では、不良債権などバブルの後遺症もようやく解消
し、実際は、大企業を中心として、バブル期をも上回る、これまでで最高の
利益を上げるまでになっています。
これらは、さまざまな構造改革の成果であり、そうした改革の痛みに耐え
てがんばった国民皆さんの努力の賜物にほかなりません。
だからこそ、私は、今こそ、こうした改革の果実が、給与として、国民に、
家計に還元されるべきときがやってきていると思います。
今まさに、「春闘」の季節。給与のあり方などについて労使の話し合いが
行われています。
企業にとっても、給与を増やすことによって消費が増えれば、経済全体が
拡大し、より大きな利益を上げることにもつながります。企業と家計は車の
両輪。こうした給与引き上げの必要性は、経済界も同じように考えておられ
るはずです。政府も、経済界のトップに要請しています。
日曜日、イージス艦による衝突事故について、吉清さん親子のご自宅に伺
い、ご家族の皆さんにお詫びを申し上げてきました。
大変悲しんでおられたことは言うまでもありませんが、そうした中にあっ
ても、石破大臣をはじめ海上自衛隊の関係者に対して、これまでの捜索活動
などについて、心からの感謝の言葉をいただき、心打たれました。
最後にご家族の方からいただいたお手紙の中でも、石破大臣をはじめ関係
者が辞めたら済むといった問題ではない、こういう事故が二度と起こらない
ように自衛隊の体制を立て直してほしい、と訴えておられました。
防衛省、自衛隊が今回の事故を受けて反省すべき点は多々あります。こう
した事故を二度と起こしてはならないとの決意のもとに、国民に信頼される
防衛省・自衛隊に生まれ変わるため、その改革を大胆に進めていく覚悟です。
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(注)メルマガの記事内容は、一言一句原文のまま。
但し賃上げに関連する箇所の青色づけとアンダーラインは、管理人が行った。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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