『湯湯婆』(ゆたんぽ)
☆----容器の中に湯を入れて、その温度で寝床や足をあたためるもの----
『湯湯婆』は、中世、中国から伝わったものだそうです。
当時は、「湯婆」。
これを、唐音読みで、「たんぽ」といいました。
「湯」は、「湯麺(たんめん)」の読みと同じですね。
『湯湯婆』(ゆたんぽ)
☆----容器の中に湯を入れて、その温度で寝床や足をあたためるもの----
『湯湯婆』は、中世、中国から伝わったものだそうです。
当時は、「湯婆」。
これを、唐音読みで、「たんぽ」といいました。
「湯」は、「湯麺(たんめん)」の読みと同じですね。
今では、スープのことをさしますが、古くは、やはり、お湯のことだった
そうです。
さて、「婆」は……。
おばあさんのことかと思ってしまいますが、中国語で「老婆」は、自分の
奥さんをさすときにも使うとか。
「湯婆」の「婆」も、妻のこと。
奥さんの代わりに抱いて寝るのが、「湯婆」だったというのです。
江戸時代になっても、「たんぽ」といっていたたようですが、次第に、
「たん」が「湯」だということが忘れられたため、「湯」をつけたし、
「ゆたんぽ」になったといいます。
近年、また、『湯湯婆』の効用が、見直されているそうですね。
妻というより、母のような……。
やさしく包んでくれる温もりを、感じます。
20080130
発行者:夢子 こと 山下 景子
『センスを磨き、幸せを呼ぶ~夢の言の葉~』
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
このBlogを チェッカーズに追加 |
このBlogを リーダーに追加 |