去る10月に (独)リヒャルト・ワーグナーのウルトラ超大作「ニーベルングの指輪」(DER RING DES NIBELUNGEN)のハイライト版を鑑賞した。
そのとき一緒に鑑賞した先輩達が、是非、本編を鑑賞したいという強い希望があり、今回は全4編(4夜)の最初の1編である歌劇「ラインの黄金」ニーベルングの指輪 序夜(Das Rheingold)を鑑賞した。
去る10月に (独)リヒャルト・ワーグナーのウルトラ超大作「ニーベルングの指輪」(DER RING DES NIBELUNGEN)のハイライト版を鑑賞した。
そのとき一緒に鑑賞した先輩達が、是非、本編を鑑賞したいという強い希望があり、今回は全4編(4夜)の最初の1編である歌劇「ラインの黄金」ニーベルングの指輪 序夜(Das Rheingold)を鑑賞した。
歌劇「ニーベルングの指輪」の演奏時間は、4夜に亘り累計時間は16時間というウルトラ超大作のオペラで、心身・頭脳ともに調子を整えてから観劇しないとならないというドイツ人リヒャルト・ワーグナーの作品。
着想から26年を要して完成された「ニーベルングの指輪」は、序夜と三夜からなり、中世の伝説や古代北欧伝説「エッダ」などから構想を得た題材に、ワーグナーの世界観が盛り込まれた超大作。
ドイツを流れる大河 ライン河底、地下のニーベルング族の王国、地上の人間界、天上の神々の世界と 3場面が交錯する。ライン河底にある黄金から作られた 世界支配の権力を備える指輪を取り巻き、奪還しあうという形でストーリーが展開される。主題は「権力への欲求が世を没落させる」という思想。
人間は一人も登場しないが、人間と同じような欲望、嫉妬、謀略がストーリーを面白く絡めていく。舞台は河底、地底そしてニーベルングの小人 アルベリヒが黄金の指輪を創り、権力を手に入れて、大蛇やカエルに化けるなどのSFファンタジーとも取れる作品。
出演:
ヴォータン(神々の長):ジェイムズ・モリス(Br)
アルベリヒ(ニーベルング族の小人):エッケハルト・ヴラシハ(Br)
ローゲ(火の神):ジークフリート・イェルザレム(T)
ファゾルト(巨人族、お人よし):ヤン=ヘンドリック・ロータリング(Bs)
ファフナー(巨人族、ファゾルトの弟):マッティ・サルミネン(Bs)
フリッカ(ヴォータンの妻):クリスタ・ルートヴィッヒ(Ms)
フライヤ(フリッカの妹):マリ・アン・ヘッガンダー(S)
指揮:ジェイムズ・レヴァイン
演出:オットー・シェンク
メトロポリタン歌劇場管弦楽団
製作:1990.3
次回以降の予定:(1年をかけて鑑賞する計画)
第2日 : 「ワルキューレ 」 H20年03月
第3日 : 「ジーグフリート 」 H20年06月
第4日 : 「神々の黄昏 」 H20年09月
(注:イラスト 「スタンダード・オペラ鑑賞ブック ドイツオペラ下」から引用)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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