☆--------幼児が転んだりしたときなどに、なだめるための呪文--------
『ちちんぷいぷい』は、江戸時代からある、おまじないの言葉です。
☆--------幼児が転んだりしたときなどに、なだめるための呪文--------
『ちちんぷいぷい』は、江戸時代からある、おまじないの言葉です。
何でも、三代将軍・徳川家光の乳母、春日局(かすがのつぼね)が、
家光が泣くたびに、
「智仁武勇(ちじんぶゆう)は御世(ごよ)の御宝(おたから)」
となだめていたのだとか。
それが、庶民に伝わって、『ちちんぷいぷい』になったといわれています。
「ちちんぷいぷい御世の御宝」「ちちんぷいぷい御宝(おんたから)」
などの呪文も残っているところをみると……。
春日局はともかく、語源説の方は、信憑性がありますね。
「まじない」の「蠱(まじ)」は、害毒をもたらす奇怪なもの。
「ない」は、名詞について、動詞を作る接尾語です。
もとはといえば、誰かに、災いがふりかかるようにすることでした。
それが、やがて、災いを払うことも、「まじない」というようになったの
ですね。
神仏や神秘的なものにうったえる言葉ですから、何を言っているのか
わからない方が、もっともらしく聞こえるというもの。
その上、意味が限定されないので、いろいろな祈りを、こめることも
できます。
『ちちんぷいぷい』……。
痛みも辛さも、飛んでいけ〜。
(出典:『センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜』 2007.09.14 発行者:夢子 こと 山下景子)
(余想:このおまじない 『ちちんぷいぷい、XXXXは飛んでいけ!!』を使いたいと思っている人は、前総理大臣ではないでしょうか?)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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