☆---------雨をたとえていう語。転じて夕立----------
「氷柱(つらら)」のことも、『銀竹』といいます。
光を浴びて輝く「氷柱」が目に浮かぶようで、美しい表現ですね。
もうひとつ、激しく降る大粒の雨も、銀の竹にたとえられました。
☆---------雨をたとえていう語。転じて夕立----------
「氷柱(つらら)」のことも、『銀竹』といいます。
光を浴びて輝く「氷柱」が目に浮かぶようで、美しい表現ですね。
もうひとつ、激しく降る大粒の雨も、銀の竹にたとえられました。
後から後から、音をたてて降ってくる雨……。
その雨脚が、きらきら光って、なるほど、銀の竹が降ってくるようです。
『銀竹』のような雨は、夕立に多いところから、夕立の異称ともなりま
した。
そういえば、「篠(しの)突く雨」という表現もあります。
「篠」は、細めの竹類のこと。
その「篠」を突き立てるように降る、大粒の雨のです。
ほかにも、「車軸(しゃじく)の雨」「車軸流し」……。
こちらは、車軸のように太い雨脚で降る、大雨のことです。
なんといっても、『銀竹』という言葉のもたらす、情景の美しさは、格別
ですね。
突然、天がもたらした銀の竹林……。
ひとときの幻影のような風景の中で、そっと、一息つく時間を、演出して
くれたのかもしれません。
(出典:センスを磨き、幸せを呼ぶ〜夢の言の葉〜第712葉 山下景子氏 メルマガ)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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