2007年08月12日

西光寺 大施食会法要

houwa黒川の曹洞宗 西光寺で11日(土)大施食会法要が西光寺 不動殿で行われた。

当日はあの広い不動殿に、席につけない方が多く出るほどの善男善女で埋め尽くされ、年々参加者が増えている。


先ず例年とおり遠藤清門老師の法話が、45分間行われた。

わたし達は、この世のすべて、宇宙のすべてが「無常」という真理で動いている事実を確認しよう。明日の命も明日の自分の健康も定かでは無いので、「今」を大事にして充実した時を過ごそう

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法話の後は、今回も近隣の僧侶が23名も参加されての法要が営まれた。

 

祭壇の前で23名もの僧侶が一斉に読経されるとそれは荘厳と言う言葉がぴったりの法要だ。

 

とてもありがたい気持ちになる。

 

それぞれが先祖に報恩供養の気持ちで参加され、13日から始まる旧盆の準備に入った。

 

かって先代の住職との会話の中で『この世は、無常だ。』と聞き、素養のないわたしは『無常』を勝手に『無情』と理解して、すべてが思い通りにならないこの世を思い「そうですね。おっしゃるとおり無情の世の中ですね。」と会話した記憶がある。

 

これこそ同床異夢で、仏教の真髄を知らない人間と聖職者の会話だったと今は思う。

 

  (参考:西光寺(川崎・黒川)関連索引