大正9年生れの母が誕生日を迎えた。
数えで八十八歳、米寿を迎えたので子供一同で母を伊豆旅行に誘った。行先は現役時代によく行った伊豆高原にある会社の保養所だ。
30年以上も前から通った保養所なので、特に気を使うこともなくリラックスして自宅のように振舞えた。
大正9年生れの母が誕生日を迎えた。
数えで八十八歳、米寿を迎えたので子供一同で母を伊豆旅行に誘った。行先は現役時代によく行った伊豆高原にある会社の保養所だ。
30年以上も前から通った保養所なので、特に気を使うこともなくリラックスして自宅のように振舞えた。
梅雨の雨を心配していたが、旅行中はどうにか雨に降られずに済んだ。
会社の経営状態が良いのか、保養所の楽しみの一つである食事もわたしにとっては充分満足のいくものだった。年をとれば品数と量は、そう多くは取れない。
1日目夕食 2日目夕食
初日は夏休み前の土曜日であったが、利用者はわたし達を含めて3組のみ。
翌日はわたし達だけだったので、溢れる浴槽の温泉が勿体ないと思うと同時にありがたくのんびり・ゆったりと入浴できた。
そして保養所なので仲居さんの部屋への出入もなく、本当にリラックスした時間をすごすごとができた。
伊豆で行くとなれば、西伊豆・堂ヶ島の遊覧船が選択肢の一つ。
今までにこの遊覧船には、何回乗船したことか!
下田・道の駅のとなりにある伊豆急の遊覧船(黒船)
熱川温泉のワニ園のワニ達(超大物なのか、体を動かさず時々瞼が動くのみ) 350頭飼育中。
帰りはシャボテン公園から天城高原の「伊豆スカイライン」自動車道路を通って、熱海峠、箱根、旧東海道1号線で箱根湯本へ出た。
「伊豆スカイライン」の道路の両側には、このシーズンだけのお楽しみであるアジサイが咲き誇っていている。いろいろな色のアジサイが、これでもか・これでもかと道路の両端で咲いているのを見るのは山の中を走る道路では、貴重な体験をした。
箱根を経由した目的は、甘酒茶屋で甘酒をいただくことだった。
平日だったせいか、茶屋は混んでおらずゆったりと甘酒を楽しむことができた。
店内の床は昔ながらの、踏み固められた土間。
椅子は、丸田の切り株を利用。
風情がある。
現役時代にそれまで古くなっていた保養所施設監視カメラシステムが時代にそぐわないと感じ、健保組合でも更新計画が無いと知って、部下に対して無料で設置するように指示した。(後日経理部からわたしに対して、きつい事情説明を求められた。)
そのシステムが今も充分役に立って、完動しているのを知って感動した。
(参考:熱川バナナ・ワニ園)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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