2007年06月26日

犬の放し飼いの被害

犬の散歩信じられないことが目の前で起きた。

中型犬が、突然、今年自作したブルーベリーの防鳥ネットを突き破って入った。

そしてブルーベリーの圃場内で、じゃれて遊びだしたのである。

一瞬、ネットの中に犬が入ったことが信じられず唖然としていたが、直ぐに現場へ駆けつけたところ、犬は反対側のネットを突き破って外へ出て逃げた。


あとでネットを仔細に調べた所、直径1mくらいにわたって2箇所のネットが破られていた。また天井部のネットにも大きな負荷がかかったため、1箇所50cmくらい破れていた。

 

防鳥ネットは、小形の鳥の侵入を防ぐためのものであり、犬のような大型の動物の侵入を阻止することはできない。

犬の侵入を防ぐには、猪や鹿の侵入を防ぐ鉛の入った獣止めネットを使わねばならない。

 

はるひ野の街では、犬を飼う人が多い。

犬を飼う人のマナーとして、鎖で常時つないでおくのが常識であるが、時として鎖を外して散歩している人を見かける。

公園内では鎖を外し、ドッグラン施設として犬を遊ばせている人が殆んどだ。

(はるひ野4丁目には、安心して遊ばせられるドッグラン施設がある。)

 

鎖から解き放たれた犬は、飼主の指示に従わず自由に付近を駆け出す犬もいる。

今回のわたしのブルーベリー圃場内へ、防鳥ネットを突き破って侵入した犬は正にこれである。

 

はるひ野の街のあちこちに、先祖伝来の農地を宅地化したあとも農地として届けて農業を営んでいる農家も多い。

畑には季節の微細な種を蒔いてある畑もある。

野菜によっては種に被覆した土は、ホンの数ミリというのもある。

外から見れば何もない畑だが、数ミリの土の下には野菜の種が蒔かれているのである。

その上を犬が我が物顔で駆けづり廻っているのも目撃したこともあるが、これでは農家の人の苦労が水の泡になってしまう。

 

はるひ野の街、黒川地区は以前から農業を生業として生活してきた農村である。

そのため農家の人が先祖から引き継いできた田んぼや畑、里山を護ってきてるため多くのみどりが残されていることに思いをはせてほしい。

 

はるひ野の街に新しく住む人は、昔から農業を営んでいる黒川の人たちとも共生して、お互いに理解しあう必要があると思う。

 

川崎市が犬を飼う人のマナーとして、「犬のはなしがいはやめましょう」と言っているが、はるひ野の愛犬家は必ず守ってほしい。

 

注意書

犬ははるひ野の街を散歩する時は、いつ如何なる時も、鎖をほどかない。

公園でも鎖を解かない・ドッグランの会場としないでほしい。