2007年06月29日

社友クラブ総会

出勤退職した会社OBの社友クラブ総会(会社主催)に出席した。

OBとはいえ最高齢は90歳近い人もいるので、自分はその中では“ひよこ”扱いだ。

周囲の人は殆んどが大先輩なので、顔を合わせれば会釈をして軽く頭を下げねばならない。しかし退職し会社の組織を離れているので現役時代の指揮命令系統とは無縁であり、お互いに一人の人間として尊重し、お互いの1年間の無事を確かめ合う場でもある。


何年経っても顔つきは変わらず、ひと目で仲間・上司であったと認識(パターン認識)はできるが、胸につけた名札をちらりと見ないと名前が思い出せない。脳細胞が減少したのか、壊れたのか、確かなのは自分に老化現象・加齢現象が起きていることを追認せざるを得ないのが悔しい。

 

今回は工場が会場だった。

工場も見違えるほど綺麗になって、レイアウトもゆったりして昔の面影が無い。

廊下ですれ違う社員の顔も気のせいか、気持ちにゆとりがあって穏やかな顔をしている人が多くいると感じた。

 

私たちの時代は、何かに追いかけられていて、ゆとりがなく、眼は血走って、バタバタと一日を過ごしていたものだ。何処にもいる 立場を勘違いしている上司や、ただ「火の用心」というように掛け声だけの具体性に乏しい指示・命令だけを出す上司がいたものだが。

 

そのようないやな上司も社友クラブ総会に出席していたが、今はもう『恩讐の彼方』だ。

 

現役の一時代に担当したパイロット訓練装置(フライトシミュレーター)が、今もスイス航空やフィンランド航空、クロス航空等で活躍をしているという話を聞き嬉しくなった。

日本に乗り入れている航空会社のパイロットが、それらの機械を使って操縦訓練をしていると思うと嬉しいものだ。

仲間ともう一度、ユーザーを訪ねるたびをしようではないかなどという話で盛り上がった。

 

会社の業績説明を社長から受けたが、受注も利益率も順調に伸びているという。

少しは会社の株を持っているが、余融資金があればもう少し買い増しをしたいほどだ。
Posted by tomato1111 at 00:05