明治天皇と昭憲皇太后をまつる明治神宮に参拝させていただいた。
大正9年の創建から今年で87年目を迎えたという明治神宮は、都心にあって静かな森に囲まれた日本人精神の故郷でもある。
6月1日(金)には、大相撲の新横綱白鵬が明治神宮にお
いて約4300人のファンを前に不知火型の奉納土俵入りを行ったところでもある。
(写真:日経スポーツ6月1日)
我国で最も大きい木造の鳥居「明神鳥居」をくぐって本殿へ進む。
(台湾の樹齢1500年に及ぶ扁柏(ひのき)が使われている由。高さ12m)
右下の人間の高さと、鳥居の高さを比べてください。
本殿に入る前に、神主によるお払いを受ける。
今回は内宮御本殿を特別に参拝させていただいた。(一般参拝客は、入れない)
御本殿のあとは、神楽殿に向かった。
神楽殿で参拝し、雅やかな雅楽の演奏に合わせ、4人の巫女さんによる「浦安の舞」を拝観。
琴、笛、鈴、太鼓等の日本古来の楽器が奏でる心地よい音楽。
日本の神道は、絶対神をもたず、統一した教義をもたない宗教であると同時に、現世を重んじる宗教でもある。日本民族の文化そのもので、日本人をして宗教と感じせしめることのないところに神道の特質があるという。
(この項引用:「神道を知る本」神宮司庁発行)
どこか懐かしいゆったりした気分に浸ることができた。
今年は少し遅いという「明治神宮御苑の花菖蒲園」に足を向けた。
渋谷の喧騒とは縁が無い2万5000坪の御苑では、今の時期は花菖蒲が有名で多くの人が花菖蒲を愛でに見えていた。
ここには150種1500株の花菖蒲が、菖蒲田に美しく配置されている。
水源は加藤清正公の井戸。
梅雨のそぼ降る雨の中、傘を差しながらゆったりと花菖蒲を愛でるのはとても趣があると思う。
我が家に御祭りをしている神棚のお榊が、手に入らず苦慮している。
昔は庭にお榊の木があったのだが、はるひ野開発に伴う造成作業で消滅、お店で買う羽目になっている。
毎月1日、15日には新しいお榊を神棚にお供えするのだが、売り切れだと言われ手に入らず困っている。
お店で売っているお榊の殆んどが中国からの輸入品。
国産のお榊は倍以上の値段がするため、あまり売れず中国品が一般的。
(参考:あやめ属の見分け方)
(花菖蒲関連記事:佐倉城址公園の花菖蒲)
(この記事は、6月4日に投稿したもの。外苑の花菖蒲の咲き具合は、確認してください。)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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