2007年06月08日

蕗を使ったおかず二種

蕗ありがたいことに畑の柿の木(禅寺丸)の下には、毎年 蕗(ふき)が出てくる。

早春には蕗の薹(ふきのとう)を使って、蕗味噌やおいしい蕗の天麩羅が楽しめる。

今の季節は、蕗の茎を使ったいろいろなおかずをつくることができる。


高さ3−40cmに伸びた蕗を鎌で切り、葉を落として塩で板ずりをする。

そしてたっぷりの熱湯の中に入れ2-3分茹でて、水にさらしてアク抜きを行う。

そして皮をむく。ここまでの作業は、畑の小屋にある台所で行う。

 

蕗の青煮

<材料>

蕗・・・・・・・200g

塩・・・・・・・大さじ1

だし・・・・・・カップ1・5

みりん・・・・・大さじ2

薄口醤油・・・・小さじ0.5

砂糖・・・・・・小さじ1

塩・・・・・・・小さじ0.5

 

<作り方>

1.鍋にだしと調味料を煮立てて、蕗(長さ5−6cmに切る)を加えて1-2分煮る。蕗をざるに取り冷ます。煮汁も冷ます

2.蕗も煮汁も冷めたら、蕗を煮汁に戻し1-2時間そのままにして味を含ませる。(完成)

 

蕗の青さを残したままの、淡白な上品な味の蕗料理

 

蕗の甘辛煮

<材料>

蕗・・・・・・・・400g

赤唐辛子・・・・・1

サラダ油・・・・・大さじ2

だし・・・・・・・カップ1/4

砂糖・・・・・・・大さじ1

醤油・・・・・・・大さじ2

酒・・・・・・・・大さじ1

みりん・・・・・・大さじ1

 

<作り方>
1.鍋にサラダ油を入れて熱し、水気を切った蕗(長さ3cmに切る)を入れて中火で23分炒める。

2.だしと調味料を加えて、時々混ぜながら汁気がなくなるまで煮て、最後に小口切りした赤唐辛子を加える。(七味唐辛子や一味唐辛子でも良い)(完成)

 

何しろ美味い!これだけで自分はご飯が食べられる。唐辛子のピリッとした辛さが蕗の美味さを引き立ててくれる。

 

毎年この季節になると、この蕗料理は自分が作る。レシピ本(わたしが通ったベターホームの料理教室で使っていた「ベターホームの野菜料理」)のこの項は、毎年参照しているため醤油や油で汚れている。

 

ほかに農協の機関紙に載っていた 酢を使った蕗料理を昨年作ったがこれもなかなか良かった。保存料の酢を使うので、蕗の青さが残りしかも正月までの6ヶ月も保存ができた。

このレシピは紛失してしまったが、勘でチャレンジしようと思う。

 

昔は黒川の何処にも蕗が生えていた。

今は無い。農家が意識的に自家用の分を畑で育てているくらいで、勝手に取ることはできない。

黒川農産物直売所で、新鮮な黒川産の蕗が手に入ると思う。