2007年07月09日

甲種防火管理新規講習会

消防麻生消防署で行われた「甲種防火管理新規講習会」に二日間参加した。

消防法に定める甲種防火管理者の資格を取得するための講習会。防火管理上必要な業務を適切に遂行することができる管理・監督的な地位にあるものが受講し、資格を取得するもの。


防火管理とは、火災の発生を防止し、万が一火災が発生した場合でもその被害を最小限にとどめるために、必要な万全の対策を樹立し、実践することをいう。

 

甲種防火管理者とは、事務所・学校・図書館・共同住宅などの建物収容人員が50人以上、建物の延べ面積が500岼幣紊遼媛仟仂殃には必要となる管理者で、消防法で定められている。(人員・建物の面積がすべて以上という表記なので、これ以上大きいものはすべて対象物となる。)

 

二日間に亘り朝の9時から午後の4時半まで、びっちりと組まれたカリキュラムに従い、「防火管理の知識」「消防関係法令集」「川崎市火災予防条例関係例規集」「消防計画作成マニュアル」などのテキストやビデオ、消火器の使い方の実技も含めて行われた。そして最後に、効果測定という20問の試験があり、60点以上を取得することによって資格が授与される。

 

火災現象、出火防止、地震対策、防火管理、・設備の施設維持管理、自衛消防、危険物等多岐にわたる講義が行われ、与えられた資料の関連ページを慌ただしくめくるのに精一杯の授業だった。

 

お陰さまで最終日には、効果測定で合格点を得ることができ、資格を手に入れられた。しかしこの資格は得ることが目的ではなく、今日からの防火に関する出発点に立ったことを意味し、今日から対象物の防火管理に対して責任が伴ってくるので重大だ。

 

二日間も麻生消防署に居たのだが、その間も救急車の出動命令、火災発生による消防車の出動命令がなんども出て、署員の皆さんは命令が出ると大きな管内の地図で場所を確認し、駆け足で車に走り寄って、慌ただしく出動する姿を実際に目にした。

 

講義の中で、木造の建物で出火した場合は8分で火災のピークに達するという説明があった。消防車の現場到着時間は命令を受けてから5分以内が平均ということなので、如何に秒単位の時間との戦いであるかが分かる。

 

川崎市では消防車が出動すると、川崎市のホームページ上にある消防署関連のところで、出動中の消防車が、何処の火災に向っているかをリアルタイムで表示している。自分の耳で消防車のサイレンが聞こえたら、ホームページで知ることができる。これは消防車のみで、救急車は頻度が多いので掲載はしていない。

 

また消防は市町村単位で管理しており、警察のように都道府県単位ではない。従って黒川地区で携帯電話を使って119番通報をすると、場所によって受信する消防署が、多摩市であったり、町田市であったり、稲城市であったりするそうだ。

 

火災を発見したら大小に関わらず「先ず119番通報」、火災警報ベルを聞いたら「先ず避難」せよと習った。まず人命優先が緊急時の対応では一番大事