2007年05月13日

山椒味噌を作る

山椒の葉今の季節、自宅敷地や山に入ると 柔らかい山椒(さんしょう)の若芽が取れる。4月末から5月初めにかけての僅かな時。このチャンスを逃さずに、一気に摘み取って、初夏の香りと味を楽しむ「山椒味噌」を作ろう(昔と違い、黒川・はるひ野にある山は管理されているので、所有者の許可を得てから入山してください。無断立入は、不法侵入となるので注意)


山椒の若芽をたっぷりと使った贅沢な香りを楽しむ味噌です。

「山椒」の「椒」の字は、古くから辛いものの呼称に使われており、その意味は『山の辛いもの』。

 

<作り方>

1.    採りたての山椒の若芽100gをよく洗って水気を切り、細かく刻む。

2.    フライパンか鍋に、味噌400g、みりん1カップ、砂糖大さじ4杯を入れてよくかき混ぜる。

3.    2に1の刻んだ山椒を入れて混ぜる。

4.    3を弱火で20分ほど煮詰めて、火を止める。

5.    これで完成。冷蔵庫で3−4ヶ月の保存が出来る。

 

<食べ方>

    温かいご飯に載せて、おかずとして食べる。

    おにぎり、焼おにぎりに載せて食べる。

    豆腐の上に載せて、香りと共に食べる。(日本酒で溶いてからのせると更に美味しい)

    蒸かしたてのジャガイモに載せて食べる。

 

日本人としての味覚を満喫することができる とても贅沢なおかず味噌なり。

 

わたしの家でも今は亡き父が畑の片隅に山椒の木を3本植えておいてくれたので、この季節になると、母が百姓仕事の合間に山椒の若芽を摘んで作ってくれる。秋になると、山椒の実が収穫できる。先祖に感謝!!

 

(出典・参考:「家の光 March 2007」)