日本経済新聞 夕刊 1面 “あすへの話題”に 棋士 小川 誠子さんの「成都の素敵な女性」というコラムが掲載されていた。素敵な文章だったので、ご紹介したい。(平成19年4月16日)
日本経済新聞 夕刊 1面 “あすへの話題”に 棋士 小川 誠子さんの「成都の素敵な女性」というコラムが掲載されていた。素敵な文章だったので、ご紹介したい。(平成19年4月16日)
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中国の天才女性棋士に 孔祥明さんという方がおられる。
小川さんとは同じ棋士ということでお付き合いがあり、小川さんが中国 四川省 成都へのプライベート訪問でお世話になったお礼に、アクセサリーを差し出したそうだ。
そのときの言葉は、
『有難う。
でも、気持ちだけ頂くわ。
身に着けるお洒落は必要としないの、心にお洒落をしたいから』
だったそうだ。
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物欲がある自分は先に手が出て、そのような言葉は喉から出てこないだろうと思った。
<付録>成都 四川省は、麻婆豆腐の発祥の地。
昔わたしが出張で成都へ行った際、現地の人に連れられて「麻(まー)お婆さんが最初に考案して売り出した豆腐料理 “麻婆豆腐”のルーツと言われるお店」に行ったことがある。
夕方だったが中国人でごった返していたお店の中では、みんなが麻婆豆腐を食べていた。
わたしもご飯と麻婆豆腐を頼んで出てきたものは、やはり日本で食べるものとは違っていた。
本場・本家の麻婆豆腐は、色は黒っぽく、ギトギトと脂ぎっていて赤い唐辛子が多くのっていて、大変辛いものだった。
大きな円卓を囲んで食べたが前も横もみんな汗をかきながら、麻婆豆腐を食べていた。お店の広い入口は、すべての戸が取り払ってあり、外気が店内に流れ込んでくるが、辛い麻婆豆腐を食べているので気持ちが良かった。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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