2007年04月29日

レオナルド・ダ・ヴィンチ展

入場券今、東京上野にある「東京国立博物館」で「レオナルド・ダ・ヴィンチ展」が開催されている。レオナルド・ダ・ヴィンチが20歳のころに製作されたかの有名な『受胎告知』が日本に初めてきて展示されている。


レオナルド・ダ・ヴィンチといえば知らない人はいないだろう。

学校の教科書には必ず出てくる人で、その人の関心のある分野によって、彼の才能の捉え方が違うはずだ。

凡人のわたしは、パリのルーブル博物館で見た『モナリザ』、イエスキリストの『最後の晩餐』と この『受胎告知』という絵画の作者がレオナルド・ダ・ヴィンチであるというくらいの知識が殆んどであった。

 マリア様250

レオナルド・ダ・ヴィンチ展を僅かな時間に行ってみた感想は、頭に猛烈に鮮血が巡回し、激しい興奮状態になったくらい刺激的な展示会だった。

一言でレオナルド・ダ・ヴィンチを表現することは困難であるが、わたしは

 

“He was the one of greatest man in this world” と考えた。

 

たった一つの分野での彼の成果を褒め称えるのではなく、すべての業績が当時にあって桁外れのものだったに違いない。

 

(写真:「受胎告知イエス・キリストを身ごもったことを告げられた聖母マリア。レオナルド・ダ・ヴィンチ展カタログより、引用)

 

 

1452年にイタリアのフィレンツェで生まれ、1519年に67歳で死去した彼は、人間の領域を大きく外れた、神によって遣わされた方だったのではないかと思っているくらいだ。今から555年前に生れたのであるから、現在のわたし達のような文明の恩恵を蒙っていない時代、パソコン、電卓、テレビ、インターネット、コピー機などが存在していない時代に、人間世界にかかわるあらゆる分野に関心を持ち、それを上っ面を見ているのではなく、深く思考してありようを分析しているのだから。

 

本館の第一会場では、『受胎告知』の展示、第二会場の平成館では、(1)レオナルド・ダ・ヴィンチの生涯、(2)<受胎告知>−思索の原点、(3)レオナルドの書斎、(4)「かたち」のとらえ方、(5)万物の「運動」、(6)絵画への結実 というテーマで詳細な圧倒的に凄い展示がなされている。この(1)、(2)は日本向けに構成され、(3)(4)(5)(6)は、イタリアのウフィツィ美術館で開催された展示会の再現である由。

 

せっかく上野にレオナルドに会いに行くのであれば、朝から一日を費やしても無駄ではない。何故ならダヴィンチ展の入場券で、国立博物館に展示してある国宝級の展示物も見られるので、頭脳に快い刺激を与えるためにもゆっくりと鑑賞したらと考える。

 

わたし達は幸いにも都心に近いところに住んでいる。

時間を作り上野の森に足を伸ばして、イタリアからはるばるやってきた「レオナルド・ダ・ヴィンチ展を是非 御覧になることをお勧めしたい。日帰りで偉大な人の足跡を学ぶ素晴らしいチャンスが与えられているのだ。

 

レオナルド・ダ・ヴィンチ展

The Mind of Leonardo—The Universal Genius at Work--天才の実像

会期:3月20日(火)―6月17日(日)

場所:東京国立博物館(上野公園) 本館、平成館特別展示室

休館日:月曜日

時間:午前9時30分―午後5時

    但し金曜日は午後8時まで、土・日曜・祝日は午後6時まで

    4月27日から5月6日までは連日午後8時まで

観覧料:

一般 1500円、大学生 1200円、高校生 900円、 中学生以下 無料


Posted by tomato1111 at 00:05│忙中閑