2007年05月15日

21Festa 2007

看板3月31日(土)新百合ヶ丘21ホールにおいて、青少年児童健全育成コンサート&居場所作り実行委員会主催で、麻生区の中学生・高校生の「第六回青少年ポピュラーミュージックフェスティバル」(21Festa)の発表が行われました。


バンド4昨年から「21Festa」という愛称が付けられたこのフェスティバルは、出演する中学生・高校生達が運営委員会を組織し、自分たちで企画し相互に話し合いながら、チラシ、ポスター、当日のプログラム作りまで交流を深めながら企画から実行まで行いました。大人は、実行委員としてアドバイスしながらサポート役にまわり、参加者の運営を見守っていました。

 

 

バンド5今回の出演者は、ダンスチームが1チーム、バンドチームが11チームででした。

 

女子高生の若さあふれるダイナミックなダンス、プロ顔負けの力強いドラムを中心に激しい振りを伴ったボーカル、極めて真面目なグループ等々の個性溢れる出演者たちのステージ。

 

一夜物語強烈で耳をふさぎたくなるような音量でのバンド、出演者の出身校生徒からの間の取れた合いの手、のっているバンドにはステージ前におよそ30人もの男の子や女の子が集まり、激しく体を動かし右手を振り上げながら出演者とリズムを合わせて楽しんでいるなど、4−50年前の自分の青春時代にはなかった光景にただ驚くばかり。

 

 

音楽・ダンスを通して中学生・高校生が健全な仲間作りをし、それらを通して青春のエネルギーを思いっきり発散している姿を見て感激しました。出演者たちはそれぞれ出身学校が違っていますが、21ホールで一つになり和気あいあいと楽しくプログラムが進行していました。

 

居場所麻生区には、中・高校生の居場所が少ない現状から、出演者たちのグループに居場所作りを考え模造紙に書いて、ホールのロビーに展示していました。多くの希望は、楽器が使える場所が欲しい、ライブで発表できるステージのある場所が欲しい、近くに気安く集まれる家庭的な場所が欲しいなどでした。

 

 

今回がはじめてのライブというチーム、今年はオリジナルな曲を披露するチーム、卒業や進学を控えてグループを解散するチーム、また来年も出演を計画しているチームなどがありましたが、来年度も彼らの発表の場として継続して欲しいという意見が大多数でした。