例年は春のお彼岸前後にジャガイモの植付けをするが、今年は暖冬と言われているのでおよそ一週間早く3月14日に行った。昨年も3月14日だった。
例年は春のお彼岸前後にジャガイモの植付けをするが、今年は暖冬と言われているのでおよそ一週間早く3月14日に行った。昨年も3月14日だった。
今年の銘柄は昨年と同様に、北海道の農協から地元の農協を通じて購入した種芋「きたあかり5kg」と「男爵5kg」。
昨年はメイクイーンを作っていたが、今年は男爵にした。
初夏の収穫量は種芋の10倍から15倍近くなるので、100kgから150kgくらいの収穫が見込める。
そして先日はジャガイモの植える場所を鍬(くわ)を使って作(さく)を切っておいた。
当日は、種ジャガイモを箱から取り出し、芽のある場所を確認しながら包丁でジャガイモを2-4個に切り分ける。
そして草や木の枝を燃やした木灰をジャガイモの切り口に塗りつける。畑で焚き火をするときも灰はジャガイモ植付け時に使うので、大事に保存してある。灰をつける意味は、切り口が腐らないようにするためだと聞かされている。
芽がついていて切り分けられ灰がつけられた種ジャガイモは、作をきった畑におよそ30cm間隔で並べていく。この時ジャガイモの切り口を下にする。
作に並べられたジャガイモの間に、ジャガイモ(馬鈴薯)専用の肥料を施す。10kgの種芋に対して今年は20kgの専用肥料を施した。
またジャガイモ専用肥料のほかに、牛糞の堆肥もひとつまみづつ間に施す。この牛糞の堆肥は、黒川産だ。昨年の秋に購入し積んでおいたので発酵し臭いは消えている。
ジャガイモ専用の化成肥料と牛糞の堆肥を施したあと、作の両脇の土を種ジャガイモに被覆して植付けは終了。6月にはキタアカリが、7月には男爵の収穫が見込める。
3月末から4月にかけて発芽するジャガイモの若芽に、遅霜がこないことを祈る。せっかく出てきた若芽に霜が当たればその茎は枯れてしまうため。植付作業はすべて人手による。
これで今年のお彼岸はのんびりと過ごせる。
(参考:昨年のジャガイモの植付け)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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