年が明け立春がすぎると国税庁の所得税の申告が始まる。
サラリーマン時代は源泉所得で会社が手続きをしてくれたので、特別なことが無い限り対応する必要が無かった。しかし退職後のささやかな個人事業となれば自分でやらねばならない。
年が明け立春がすぎると国税庁の所得税の申告が始まる。
サラリーマン時代は源泉所得で会社が手続きをしてくれたので、特別なことが無い限り対応する必要が無かった。しかし退職後のささやかな個人事業となれば自分でやらねばならない。
1年間の事業を数値で把握し、貸借対照表・損益計算書を作成して国税庁・税務署に提出するとなれば、家計簿のようなわけには行かない。先ず経理の基本的な知識が要求される。
経理とは無縁の生活を送っていた自分には、「複式簿記」それも「仕訳(しわけ)」を理解しないことには始まらない。
歳をとってから簿記学校へ行ってもと考え、本屋で簿記や経理の初心者向けの本を5冊買い、1冊づつ理解しようと丁寧に読んだ。1冊が終わると新しい次の本を読んだ。5冊も読むと簿記のいろはについて、著者の違いにより切り口を変えて簿記の仕組みを解説しているので何とかおぼろげながら解ったような気がしてくる。
税務署に相談し青色申告会の門を叩き、パソコン用会計ソフトの紹介を受け購入。
パソコンの会計ソフトに入力していくわけだが、領収書や通帳の金の動きの内容を把握して、どの費目コードに割り振るかまでパソコンはやってくれない。即ち仕訳をするのはパソコンでは無い。きちんとした知識と経験が必要になってくる。
入力されたデータをパソコンは一気にまとめてくれるが、素直に一気通貫に貸借対照表・損益計算書を作成してくれるかというとそうはいかない。素人の悲しさ!どこかに不整合があり、完成しないのだ。事業用通帳の年始と年末残高の不整合、ローン残高の年始・年末の不整合、固定資産の減価償却などは序の口だ。
毎年年末になると憂鬱になる。正月も税の申告で頭が痛い。2月16日からの所得税申告受付までには全てをクリアにしなければならない。
わたしの頭はアナログ計算機のようにパラレルに同時に物事が処理できないタイプ。
今の季節の頭の中は、不整合の貸借対照表・損益計算書の、どこにわたしの考え違い、仕訳の誤り、入力の抜けがあるのかを追求しているため、他のことは何も出来ない状態だ。
それも個人事業なので誰も手伝ってはくれないし、後押しをする人もいない。
毎日、毎日ひたすら自分の気分が乗って、新たな目で仕訳の確認や数値の入力ミスが無いか、未収売上は無いかというような見直しをする機会を待っている。
今日はやる気になれるか、ダメだ、明日を待とうと、無情に毎日が過ぎ去っていく。
この作業は極めて簡単で、毎日の取引を事実に基づいて基本どおりに記帳すればよいだけなのだが、簿記の基本の理解不足、考え違いや下手な理屈を考えながら処理しているため解決しないのだ。
基本どおりに取引があったら即記帳(入力)すればよいものを、年末から集中して記帳しようとするため、1年に一回のバタバタ七夕(タナバタ)経理で、寒の内は悩むことになる。
税理士に委託すれば全て解決するが、わたしは自分で完結したいと今日も2月16日までの完成を目指し、パソコンの前にたくさんの書類を広げて、うん、うん、唸っている。プロ集団の税務署が受け付けるような所得税の申告が出来るのを期待して!
(追補)
集中して作業をした結果、申告書は2月7日(水)に青色申告会で審査の結果、早期提出として受理された。(青色申告会が税務署の代わりに受付することが出来る。)肩の荷が下りて、ようやく正月が来た思いがする。全書類を印刷すると、A4でおよそ100枚となるボリュームであった。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
| このBlogを チェッカーズに追加 |
| このBlogを リーダーに追加 |