若菜とは、春の七草のことです。
芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)
若菜とは、春の七草のことです。
芹(せり)、薺(なずな)、御形(ごぎょう)、繁縷(はこべら)、仏座(ほとけのざ)、菘(すずな)、蘿蔔(すずしろ)
秋の七草は見て楽しむのに対して、春の七草は味わって楽しむものです。
今日は七草粥。
昔は 七草粥の七草に、その日の朝、摘んできたものを使っていました。
君がため 春の野に出でて 若草摘む 我が衣手に 雪は降りつつ
百人一首でおなじみのこの歌は、男性である光孝天皇(平安時代)の作ですが、若い娘の方が縁起がよいとされていたそうです。
新春に食べると、長生きができると信じられた 七草粥。
大切な人のために、早朝、雪の降る中を袖をぬらしながら春の七草を摘む。
・・・・日本のいたるところで、そんな風景が見られたのでしょう。
(引用:「美人の日本語」 山下景子著 幻冬舎)
今は七草のパックを、スーパーへ行って値札を見ながら買ってきて済ましているのではないでしょうか!今風の大切な人のために!
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1.芹(せり)−−−−−−−川辺・湿地に生える(消化、便秘、冷え性)
2.薺(なずな)−−−−−−ペンペン草(貧血、視力)
3.御形(ごぎょう)−−−−母子草(吐き気)
4.繁縷(はこべら)−−−−小さい白い花。「はこべ」(整腸、利尿)
5.仏の座(ほとけのざ)−−正しくは田平子(たびらこ)(筋肉痛、歯痛)
6.菘(すずな)−−−−−−蕪(かぶ)(整腸、解熱)
せり
なずな
はこべら
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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