今年は例年より早く、芋類を収穫した。
八つ頭、里芋、京芋(竹の子芋)の3種類。今年は7月まで夏の多雨で、8月に入ってからは雨が少なく高温の日が続いたので南洋の湿地帯に生まれたという芋には好環境だったに違いない。
今年は例年より早く、芋類を収穫した。
八つ頭、里芋、京芋(竹の子芋)の3種類。今年は7月まで夏の多雨で、8月に入ってからは雨が少なく高温の日が続いたので南洋の湿地帯に生まれたという芋には好環境だったに違いない。
京芋などは、最も大きいので長さが30cmを越えるものまであったし、里芋も小芋が皆よく成長していた。八つ頭もひとつを料理すると鍋がいっぱいになるほどの大きさだった。
先日は芋を収穫したので今日は、母親と二人で八つ頭の紫色の茎の皮を剥いて、畑の小屋の軒下に干す芋茎作業を行った。茎を乾燥させて、芋茎と呼ぶ保存食を作る作業。
冷たい冬の空っ風に当てて茎の水分を飛ばしたカラカラの茎は、とてもよい保存食料となる。おかずの材料が無い時に芋茎を取り出して、一晩水につけてから、油で炒めて油揚げなどと煮て味付けをするととてもおいしいおかずとなる。昔の人の知恵だ。
この作業をしていてひとつ疑問が湧いてきた。何故、芋茎にする茎の材料は紫色の八つ頭の茎なのかということだ。緑色をした里芋や京芋の茎では何故いけないのか。今年はトライできなかったが来年は、これらの緑色をした茎で芋茎を作ってみよう。ひょっとしたら同じようにおいしいものができるかもしれない。
ところで今年の八つ頭の味の評判がよい。自分も八つ頭の味には奥行きがあって美味いと思う。
昨年は里芋が芋の中で一番美味いと思っていた。里芋を使った山形風芋煮などには最高だ。
一昨年は京芋に惚れ込んで、会う人ごとに京芋を褒めていた。興味を持った人には種芋を分けてあげて栽培者を増やしたものだ。
これを考えてみると三つの芋にそれぞれ個性があって甲乙つけがたい味を持っていることが分かる。それをおいしいと感じたときの環境、料理法、おなかがすいていたときに食べたのか、誰と食べたのか、気温は、湿度は・・・・。それらによっておいしいという相対的な評価が決まってしまう。おいしいと思う私のこだわりのなせる業か?
芋の味ひとつとっても、芋はただ単に持って生れた個性を発揮しているに過ぎないが、それを食する人間のこだわりで、「これが美味い」と勝手に思い込んでいるのに違いない。
それぞれの芋に失礼に当たらないように、『こだわらない・とらわれない』考え方を心がけようと思う!
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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