2006年09月30日

歌劇「魔笛(Die Zauberfl0te)」

ダンス今年は、モーツアルト生誕250年に当たる記念の年。

世界中でモーツアルトにちなむ催しが開かれている。9月のオペラは、モーツアルトが晩年に作曲したオペラ『魔笛(まてき)(Die Zauberflöte)』を鑑賞した。


このオペラは初めて鑑賞したが、ストーリーがよくつかめない難解なドイツ語オペラで、理解しようとすると頭が痛くなってくる。ごちゃごちゃしたオペラだった。

 

途中からわたしは考えを変え、自分は天才モーツアルトが作曲したオペラ音楽を160分間シャワーのごとく浴びるのだと思うことにした。

 

タミーノ(T)旅の王子とパミーナ(S)夜の王女の娘、パパゲーノ(Br)鳥刺しとパパゲーナ(S)老婆から変身した娘の二組が、ハッピーエンドを迎えるという物語。

 

人間の限界かと思うソプラノの高い声や、初めて聞く限界かと思うバスの低い声にも圧倒された。

またタイトルは、「魔笛」になっているが、作品の中では「鈴」も重要な役目を持っている「魔鈴」であり、「魔笛」と共に作品をリードして行く。

 

モーツアルトがオペラ「魔笛」の中であらわそうとしたのは、この世のおとぎ話、ファンタジーな物語であったのかなと、わたしは思っている。

 

あまりにも難しいオペラであった。わたしにはモーツアルトのオペラ「ドンジョバンニ」の方が、素直に理解できて、楽しめると思っている。素人のわたしにとっては!

 

CS放送 クラシカジャパンで毎月放送してきた「ーツアルトジャーナル」で波乱に満ちたモーツアルトの解説が行われてきたが、最期の5年間も今月で終わった。(日本モーツアルト研究所長 海老澤 敏氏と司会は素敵な瀬近美津子さん

 

またNHK BSハイビジョンとBS2で放送されている「毎日モーツアルト」も毎日録画しているが、ビデオテープの本数が棚に溢れるようになってきた。一体自分はこの録画したテープをいつ見るつもりなのだろうか?

 

 

(参考)

  歌劇 「薔薇の騎士」

  http://www.haruhino.com/archives/50749804.html

  

  歌劇 「リゴレット」  

  http://www.haruhino.com/archives/50635096.html

 

  歌劇 「トラヴィアータ」(椿姫) 

  http://www.haruhino.com/archives/50603283.html 

 

  歌劇 「仮面舞踏会」

  http://www.haruhino.com/archives/50545916.html

 

  歌劇 「タンホイザー」

  http://www.haruhino.com/archives/50482824.html

 

  歌劇 「白鳥の騎士:ローエングリン」

  http://www.haruhino.com/archives/50592166.html