2006年09月12日

不思議な隙間(すきま)

 

昼にセミの声を聞き、夜にはコオロギの音が耳に入る。

夏を惜しんで泣く虫と、秋の訪れを喜ぶ虫の笑いが交錯する季節。

賑やかでもあり、静かでもある不思議な「隙間(すきま)」だ。

(出典:日本経済新聞9月8日朝刊 1面コラム「春秋」より)

 

夏を惜しんで泣く鳴くでないところが、すてきな表現か!

感じてはいたが、わたしの気持ちをズバリ表現されていたのに感動した。