2006年08月30日

ファーマーズ・マーケット構想

アニメアヒルに餌生産組合 黒川支部には現在72名の生産者が登録されており、規模の大小はあるが黒川の地元で何らかの農産物・畜産物を生産している。これらの生産物を主体にして地元の消費者に安定的に供給して、俗に言う「地産地消」を実現しようと、JAセレサ川崎(農協組織)が黒川地区に「ファーマーズ・マーケットの事業化を計画している。


現在黒川には、有志の農業生産者が中心になって「黒川農産物直売所」があり、一日に250人から300人もの固定客に対して販売実績を上げている。

これとは別に、黒川の鶴川街道に近い「農業振興地域」内に、計画では概ね160坪の店舗と60台近い駐車場がある「ファーマーズ・マーケット」を JAセレサ川崎が計画している。現在のオープン予定は、平成19年10月末を予定している。

 

週に6日間営業を考えており、安定的に製品を切らさず供給するための野菜の生産計画が重要であり、また予定している敷地も国の定めた「農業振興地域」内であることから法的な手続きと共に 地主との契約等まだまだ多くの検討すべき課題がある。

 

JAセレサ川崎の計画に対して黒川の生産組合は、基本的に賛成の態度を示しているため、黒川地区内にJAセレサ川崎では初めての取り組みとなる「ファーマーズ・マーケット」の第一ステップは踏み出したことになる。

 

今後は事業者のJAセレサ川崎と 黒川の生産者、土地所有者との間で、計画実現に向けて緊密な話し合いが行われていくことになる。

 

<参考:「農協組合長 北部に直売所」と語る H17.12.28発行記事