2006年08月22日

黒川の防犯指導員

アニメ綿飴売りわたし達の街 黒川で防犯指導員というボランティアが活動しているのをご存知ですか?


防犯指導員の任務は、神奈川県防犯協会連合会がまとめた「防犯指導員制度運用要綱 第二項」によりますと『防犯指導員は、警察官が行う防犯活動に協力して防犯広報、防犯指導等を行い、地域住民の自主防犯意識の高揚をはかることをもって任務とする。』と定められています。

 

防犯指導員の役割は、

1. 自主防犯の指導者です。地域に住む人たちが自主的にできる防犯活動をあらゆる機会を通じて指導します。

2. 防犯に関してのよき相談相手です。戸締りの方法、補助錠の取り付け、その他防犯に関する相談に応じて助言、指導します。

3.要望や意見の警察への連絡役です。地域の人たちから犯罪や事故、その他警察活動を必要とする要望や意見があったときに、警察に連絡してその実現や解決を図るように働きます。

4. 防犯パトロールを実施します。地域の犯罪発生状況を把握して、犯人にスキを与えないよう町内会等と連携を取り、防犯パトロールを行います。また警察官の協力を得て、重点地区のパトロールも行います。

5.  防犯広報・街頭キャンペーン等を行います。神奈川県で毎月実施している「防犯の日」(県下一斉に、10日)や、全国地域安全運動や自主活動の際に、防犯広報車により街頭広報をして呼びかけたり、駅や商店街などにおいて、街頭キャンペーンを行います。

 

地域の防犯活動の中核となるリーダーとして黒川町内会の推薦により、麻生防犯協会長、麻生警察署長からの委嘱を受けて活動をしている黒川の防犯指導員は、志村 健一氏です。志村健一氏は、麻生防犯指導員会に属し防犯指導員歴は6年目に入ります。

 

麻生警察署管内での防犯指導員はわずか15名であり、6月末現在の麻生区の人口が15万人を超えた現在、少数精鋭で麻生区内の防犯活動に当たっています。また同氏は、「麻生区深夜スーパー・コンビニ等防犯連絡協議会」の会長職も兼務されています。

 

今年の1月に行われた神奈川県警察・(社)神奈川県防犯協会連合会主催の「第36回 地域安全 健民のつどい」において、神奈川県内の99名の防犯功労者の一人として、表彰の栄誉を受けています。

 

麻生区の防犯活動・黒川地区の防犯活動を支える縁の下の力持ちとして、あまり目立たない役割ですが「安全・安心の街づくり」のために、防犯指導員の活躍が期待されます。