2006年08月03日

黒川の青少年指導員

青少年の健全な育成活動を積極的に推進するために、黒川町内会、子ども会、体育指導員、民生・児童委員等と連携をとりながら、地域ぐるみで青少年を育成するための推進役として、青少年指導員制度があります。


川崎市では、青少年指導員制度が昭和39年7月にスタートし、現在全市では559名の青少年指導員が委嘱されており、麻生区では59名の指導員が活躍しています。

 

川崎市の青少年指導員の果たす役割として、次の5つの任務を設定し、それぞれの地域の実情に応じた活動の展開が図られています。

(1)青少年の体験活動の促進

(2)青少年団体の育成と支援

(3)青少年に望ましい地域づくり 社会環境の整備と地域パトロール活動

(4)青少年に関する相談と対応

(5)青少年に関する調査と情報提供

 

指導対象は、小学生以上20歳未満青少年です。

 

アニメ二人自転車昔と違い隣近所の付き合いが少なくなり、受験のための学習塾通いやお稽古事に費やす時間が多い現在の青少年たちは、心の休まる場所が少なく、人間形成のための人間関係が希薄です。彼等の居場所が少ないため、駅周辺や繁華街でのたむろが問題であり、青少年指導員は地域パトロールにも力を入れています。夜間に公園や学校、店舗、遊技場等の周辺の巡回パトロール活動を行うほか、こどもの安全を守るためにパトロール活動を行っているPTAとの情報交換会も定期的に行っています。毎月二回のパトロール活動を行っています。

 

また学校が休みになり開放的になる夏休みには、特に重点的にパトロールを実施しています。各地で行われる盆踊り大会等にあわせて実施します。

10月8日に開かれる「第25回あさお区民まつり」にも協力して、青少年の活動の支援や巡回が行われます。さらに麻生区にある麻生不動院のダルマ市にも、パトロールが計画されています。

 

わたし達の街、黒川には二人の青少年指導員が川崎市長・神奈川県知事から委嘱を受けて積極的な活動を行っています。今年の4月に委嘱を受けた黒川の青少年指導員は、鴨反敏夫氏、志村政幸氏です。

 

麻生区で一番人口増加が進んでいる黒川地区で、はるひ野地区も含めて任務を遂行していただくお二人には、これからの2年間の任期の間、黒川の青少年も見守るボランティア活動に感謝すると共に、わたし達もその活動を側面から支援したいものです。