2006年07月17日

汁守神社の清掃・草刈(天王様)

天王様の草刈17月16日()朝の8時から汁守神社の氏子(うじこ)たちが集まって、汁守神社の境内の清掃と草刈が行われた。今年の「天王様(てんのうさま)」の式典が、氏子たちにより7月20日(木)に執り行われるので、それに先立ち神社とその境内を清めるために行われた。


地元の先祖から引き継がれてきた汁守神社の氏子たちは、草刈機(刈払機)や鎌を持参してあの広い境内をおよそ1時間かけて見違えるように手入れを行った。

 

天王様の草刈2かって中(なか)黒川にあった「天王神社」が明治45年(1912年)に、「一村一社」の命により、上(かみ)の「八幡大社」、下(しも)の「日枝神社」とともに、汁守神社に合祀されたことにより、天王神社の祭祀を引き継いで執り行うもの。

 

黒川の住民たちの心のふるさとである「汁守神社」を護持しようという氏子たちは、何を置いても駆けつけ、蒸し暑い中であっても、一心不乱に草を刈っている姿は神々しいものがある。氏子たちも年寄から若い人へと代が変わっても、神社を尊敬する心は少しも変わっていない。