2006年07月02日

ジャガイモの収穫作業

日光キスゲ3月14日に植えつけたジャガイモ メイクイーン、キタアカリの収穫作業を梅雨の晴れ間の6月30日に 朝8時から行った。今年の収量は、昨年と比べておよそ1割の減収。でんぷん特有のいやな臭いがする腐ったジャガイモが多く、全体の2−3%程度あった。またジャガイモの器量は良く、肌は比較的綺麗だった。(写真:畑の日光キスゲ)


午前中に掘り出し 午後は2時間程度太陽に当てて乾燥させたあと、プラスティックケースに入れて保管。このジャガイモは来年の5月頃まで、自家用消費に充てる。しかし家族3人の量としては多すぎるので、一昨年まではわたしのマンションに入居しているすべての人にプレゼントしていたが自炊をしていない入居者もいるので、今年からは希望を募ってプレゼントする予定。独身女性がとても喜んでくれるのが嬉しい。

メークイン

 

メイクイーン

特徴は、煮くずれしにくく煮物に適す。食味が良く、特に貯蔵後は甘味が増す。肉色は「キタアカリ」より淡い黄白。

 

 

ジャガイモを手掘りしているとジャガイモを植えつけたさくに沿ってモグラの穴が土の中にどこまでも開いている。春に施肥した牛糞の堆肥にミミズが増殖していて それを狙っているためだと思う。太さ3−5mm、長さが15−20cmぐらいの立派なミミズだ。モグラはジャガイモを食べない。時々野鼠がかじったジャガイモもある。

キタアカリ

キタアカリ

特徴は、ビタミンCが多く、食味も優れている。農家にとっては、早生で多収。

欠点は「男爵薯」より煮くずれしやすく、いもの外観が劣る

 

 

今日も86歳の母と畑へ行った。恐れていたことがおきた。母は昔からあまり見たことがない「モロヘイヤ」を草と間違えて半分以上抜いてしまったことだ。本人は悪気がないのであるが、自分はあきらめ切れない。昨年も同じように、モロヘイヤを雑草と間違えてすべて抜かれた。

 

畑に行ったら徹底的に百姓に変身するのが楽しみだ。そして徹底的に土にまみれて泥だらけになれるのがこどものように嬉しい。夢中で野良仕事をしていると鼻の中にまで土が入ってくる。わたしの着衣を見たら、乞食(差別用語?本来は食物の施しを乞う仏教修行者)も哀れんで自分の服を着たらどうかというぐらいのみすぼらしい格好に徹底する。格差を楽しむ。非日常の世界だ。

 

いつも昼は畑の農作業小屋で自炊するのだが、今日は野良仕事に集中しているので唐揚げ弁当を買ってきて食べ、500mlの発泡酒を飲む。NHKのラジオニュースを聴きながら日経新聞を読む。自分ひとりの世界で至福の時間。

 

野良仕事が終わったら小屋にある電気洗濯機で、畑で使用した泥だらけの着衣を洗濯する。家には絶対持ち帰らない。畑には東京電力の電線は来ていないので、エンジン発電機で電気を起し洗濯機を駆動する。

 

秋になり涼しくなったら畑の小屋でノートパソコンを使い、川柳の推敲でもするか。夢中になって暗くなっても、発電機で小屋に電灯がつくので安心。

これは定年後の最高の贅沢だと認識している。