空から降ってきた花
夜空いっぱいの星を満天の星といいますが、植物の満天星というと、つつじの一種 どうだんつつじのことです。
空から降ってきた花
夜空いっぱいの星を満天の星といいますが、植物の満天星というと、つつじの一種 どうだんつつじのことです。
なぜ「どうだん」と呼ばれるかというと、枝ぶりが、昔、家庭で使っていた「灯台」と呼ばれる灯明台(とうみょうだい)に似ているところから。「とうだい」⇒「どうだん」に変化したということです。
また、中国語でつつじをさす Du juanの音が「ドウダン」に似ているからという説もあります。
中国の太上老君(たいじょうろうくん)(老子)が誤って天から霊水をこぼし、この木にかかって、壷状に固まり、満天の星のように輝いたという伝説の木です。
鈴蘭(すずらん)のような白い花がいっぱい咲いて、まさに空から降ってきた小さな星。太陽の光にさえ、きらきら輝いて、本当に天からの贈り物のようです。
(引用:「美人の日本語」 山下 景子著 幻冬舎)
(引用の許可取得済)
写真のどうだんつつじは、わたしの畑に咲いているのを、今年の4月18日に撮影したものです。
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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