黒川青少年野外活動センターで、「森林インストラクター 森遊倶楽部」 代表 四反田 有弘氏、斉藤 幸雄氏を講師として迎えた、「かわさき市民アカデミー」の講義に参加しました。
参加者全員が生まれてはじめての草木染めに挑戦。
今回のコースは、下記1が必須、2−4は各自が好みで選択した。
1.「ハンノキ染め」:ハンノキの堅果(どんぐり)を使用・・赤茶に染まる。
2.「緑葉染め」:蓬(よもぎ)の葉と茎を使用・・・淡い緑色に染まる。
3.「新緑染め」:唐松の葉と小枝を使用・・・・・・品の良い淡い黄色に染まる。
4.「橙黄色染め」:玉葱の外皮を使用・・・・・・・橙黄色(山吹色)に染まる。
わたしは、選択コースで3の唐松の葉と小枝を使った「新緑染め」に挑戦。材料のハンノキの堅果と唐松の新芽は、八ヶ岳から収集してきたとのことでした。染める生地は、シルクのスカーフとストール。
「ハンノキ染め」は、鍋に堅果を入れ水から煮出し、沸騰してから更に20分熱煎して染液を作る。染生地を40度のぬるま湯に浸して馴染ませてから、染液に入れる。生地が入った染液を約15分煮染し、鍋をおろして15分くらい冷やす。50℃くらいまで下がってから、40℃の明礬(みょうばん)媒染液の中に約20分入れて、定着させる。冷水でよく水洗いしてから日陰に干して完成。
明礬の変わりに硫酸第一鉄の入った媒染液に入れると、濃い紫味のねずみ色となる。
「新緑染め」は、五月の若葉の唐松をハサミで細かく刻み、鍋で水から煮出し、染液を作る。染生地をぬるま湯に浸して馴染ませた後、染液に入れて15分煮染する。鍋から下して50℃くらいに下がったら、40℃の媒染液に約0分入れて色を定着させる。媒染液は、明礬を使うと淡黄色、鉄を使うと茶鼠色となる。
参加者は各自が好みで工夫し、シルクの生地に糸や輪ゴムで好きな場所を縛って模様をつける「糸絞り」や、生地そのものを丸めて絞ったりして模様を付ける「結び絞り」を試みて、染めた色の仕上がりと、生地に意識的に付けた模様・柄の仕上がりを批評しあって楽しんだ。(写真:材料の玉葱の皮)
草木染めは、身近な草木の「葉・枝・皮・根」を材料とする自然素材を使い、完成品も優しい風合いが楽しめます。
草木染めを行うためにはいろいろな方法がありますが、素材から染液を作るときに煮る必要があり、出来た染液に生地を入れてからも煮る必要があるので、大きな鍋が使える炊事場のような施設が必要です。今回の会場となった「黒川青少年野外活動センター」は、青少年の屋外活動を支援するために、大きな炊事場があるので最適な会場でした。
秋に咲くコスモスの花を使った草木染めのサンプルを見ましたが、上品なピンク色がとても素敵でしたので今年の秋には再度挑戦したいと考えています。素材を求めて長野のコスモス街道にでも行こうかな!ついでに信濃の温泉も楽しんでこよう!!
これからの人生の楽しみの一つに草木染めを加えて、残りわずかな人生を自分で染めた自然素材の布を身近に置いた質素な生活を楽しみたいと思います。
(草木染めに関しては、森遊倶楽部の資料を参考にしました。ご関心のある方は、森遊倶楽部の四反田代表へ、メール ari_stnd@yahoo.co.jp で連絡して下さい。)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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