2006年04月16日

春の黒川農産物直売所

直売所全景黒川には皆様に新鮮で安全で美味しい野菜を提供するために頑張っている農家が、健在です。都市化の波が激しく押し寄せる黒川で、価格の安い輸入野菜が多く入ってくる中で、新鮮で安全、しかも美味しい野菜が年間を通して生産されています。今は、竹の子、トマト、のらぼう菜が旬でうまい。


直売所風景1最近良く聞かれる『地産地消』という言葉があります。

黒川地区に住んでいる人は、黒川の自然の恵みを受けた野菜を食べるのが体にとって最も自然でよいということです。また住んでいる場所から、ある一定の距離の中で生産されたものを食べていれば間違いがないという言い方もあります。

 

外国産の野菜は、どんなに青々して新鮮のように見えても、消費者であるわたし達の目の届かない所で、どのような農薬と肥料が使われたのか追跡することが難しく、安いからといって、安心して口に入れるのには抵抗があります。人間の健康を左右する食料は、安全で安心できるものでなくてはなりません。

 

直売所風景2黒川の農家が生産する野菜は、自家用も含めて農林省の基準に基づく農薬や肥料を、厳しい使用基準(使用料、回数、間隔等)を厳密に守って、消費者の健康を考慮した安全で安心な野菜を生産しています。

 

 

 

アメリカや中国のような大規模農業・大規模生産ではありませんから、常に少量野菜の生育状況を細かく見守りながら、有機農業を基本にして、最低限の農薬・肥料で生産されています。

 

「黒川農産物直売所」では、販売されている野菜の生産者が分かるような仕組みを採用しています。気に入った野菜、食べて美味しかった野菜があれば、次回からはその生産者が生産した野菜を指名して購入することができます。また朝の早いうちには、生産者が直接直売所に赴いて、販売の手助けを行うと共に、消費者の嗜好や評判に謙虚に耳を傾けています。

 

直売所風景3顔なじみになった消費者のお客さんと生産者は、「おじさん、わたしは○X野菜を食べたいのだけれど、この次には作ってくれない?」等という会話がもとで新しい野菜が生産される場合もあります。また、「おじさん、この野菜の美味しい食べ方は?」と調理のしかたを聞く人もいます。さらに、「この間のおじさん所のトマトを近所の人に配ったら、とても甘くてみずみずしく美味しいと評判だったわ。同じものをお遣い物にしたいので、二箱作ってくれない。」等という会話が聞かれます。

 

農家の人も消費者の顔が見え、お客さんも実直な農家の生産者の顔がお互いに見えるので、信頼関係が築かれていきます。

 

基本的に前日か、もしくはその日の早朝に収穫した新鮮な野菜が「黒川農産物直売所」に並びますので、新鮮そのものです。スーパーやデパートのように定期的に野菜に水をかけて新鮮さを装うような工作はしていません。

 

黒川地区に住んでいる皆さんの特権として、是非、黒川農産物直売所」をご利用ください。

 

春の今のおすすめは、竹やぶで朝早く収穫した『竹の子』です。朝早く掘った朝掘り竹の子が、数時間後には直売所で売られているのですから、これほど新鮮なものはありません。直売所でも大人気で、飛ぶように売れています。遅いと売り切れになるかもしれません。

また評判の「黒川トマト」「のらぼう菜」も大人気です。

 

場所:鶴川街道 黒川のT字路を尻手黒川線に沿い柿生方面に向かって

   坂道を200m登った右側

営業日:水曜日・土曜日・日曜日・祝日

営業時間:朝9時半から午後4時ごろまで開店。

(新鮮な野菜は、早く売り切れになりますので、お早めに!)