汁守神社の石段の右側に、2階建てで正面に時計がある鉄筋コンクリートの建物、サイレン付ホース乾燥柱を皆さんは見かけられたことがあるでしょう。
この建物と設備は、麻生消防団柿生分団黒川班の消防器具置場です。
消防団とは何なのでしょうか?
わたし達の街、はるひ野・若葉台・黒川(南黒川を含む)の火災等の災害から護るために ボランティアで活動している地元の消防組織が 消防団です。
汁守神社の石段の右側に、2階建てで正面に時計がある鉄筋コンクリートの建物、サイレン付ホース乾燥柱を皆さんは見かけられたことがあるでしょう。
この建物と設備は、麻生消防団柿生分団黒川班の消防器具置場です。
消防団とは何なのでしょうか?
わたし達の街、はるひ野・若葉台・黒川(南黒川を含む)の火災等の災害から護るために ボランティアで活動している地元の消防組織が 消防団です。
消防団の人たちは、通常は自分の仕事を持って活動していますが、ひとたびわたし達の町で火災等の災害が発生すると、消防署の連絡を受け、仕事を放棄して、急遽招集し、麻生消防署の消防士たちと連携を取りながら、消火活動等を実践します。
あくまでも消防署の職員とは違い、ボランティアで活動を実践するという 街にとっては有り難い存在です。
「消防組織法」という法律に消防の仕事・存在の意味が明示されておりそれによると”災害から住民の生命、身体、財産を保護すること”、が消防団の任務とされています。
この任務に基づき、様々な火災、風水害、地震等に出場し、地域住民を保護しています。
また、災害のないときも、訓練や点検、予防広報を積極的に行い、災害の軽減に大きく寄与しています。
地元の人々の命と財産を護るという崇高な意思と責任感の持ち主が、消防団員であるともいえます。
昭和22年10月に交付された「消防団令」に基づき、郷土愛護の精神を理念とする消防団が発足しました。
平成17年度の麻生消防団の幹部として、わたし達の街の仲間である坂本 正氏が庶務部長、越畑 好夫氏が広報部長として活躍しています。
そして麻生消防団柿生分団黒川班の班長は、市川 重男氏が務め、他に団員が9名で黒川班の重責を担って活躍しています。
火災は予期せぬ時に発生しますので、団員は常日頃から、24時間いつでも駆けつけられるよう緊張感を持って 心身ともに準備しています。
また消火活動に使用する機材(小型動力ポンプとポンプ積載車、ホース等)の動作確認と定期的なメンテナンス作業は欠かせません。同時に現場でのきびきびした無駄の無い動作で消火活動を行うためにも、常日頃からの訓練も欠かせません。
(左写真:黒川班の消防車)
このような重責を負いながら ボランティアでわたし達の街を火災から護っている消防団の人々には、心から敬服します。
今後は わたし達の街を護る消防団に入って、ぜひ活動したいという崇高な精神の持ち主が現れることを願って止みません。満18歳以上の者で、身体強健で、消防団員として相応しい方は、男女を問わず入団資格があります。身分は、特別職の地方公務員になります。
さて余談ですが私がサラリーマン現役時代も、会社内に「自衛消防団」の組織がありました。社員の中から消防団の団員が決められますが、団員は全員元気が良くて責任感が強く、きびきびした行動力が評価されるのでしょうか、同期の人よりも昇進が早く役員になる人もいました。彼らは出社すると作業服ではなく自衛消防団の制服と帽子に着替えて 社内にいるときは常に着用して有事に備えていました。デスクワーク・社内会議・食堂での食事の際も常に制服着用でした。彼らは、万が一に備え、社員の安全を確保すると同時に会社の財産を護るという高い使命感があったのです。
(消防車写真提供:麻生消防署)
やまざる
川崎市黒川(当時の住所表示)の農家に生れる。
来世も菩提寺である黒川の西光寺で、永遠の眠りにつく。
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