2006年02月01日

如月(きさらぎ)

わたし達の日本には、とても美しい言葉、日本語があります。

今までもときどき取り上げさせていただきましたが、これからも美しい日本語をご紹介したいと考えています。

自分自身の再確認の意味も含めています。お付き合い下されば、幸甚です。


 

梅の花

 

さて今日からは、2月です。

 

今日の言葉は、「如月(きさらぎ)」です。

 

 

如月(きさらぎ)の望月(もちづき)

 

 

 

言葉の響き、漢字、ともに、美しいこの言葉。

漢字は、中国の古い書物に「二月を如(じょ)となす」と言う記述があるからだそうです。

語源の方は、諸説ありますが、よく言われるのが、寒さが厳しいので衣をさらに重ねて着る「衣更着(きさらぎ)」という意味だという説。現代だと、もっとも寒い月ですから、これが当てはまりますね。

 

**願はくは 花の下にて 春死なん その二月(きさらぎ)の望月(もちづき)のころ**

 

旧暦二月は、今でいう三月半ばから。桜が咲く季節だったのですね。

そう思うと、陽気が発達してくるから「気更来(きさらぎ、草木の芽が張り出すという意味の「木草張月(きくさはりつき)が変化したもの、などの説が正しいのかもしれません。

 

願はくは、花を夢見て春待たむ**

新暦の如月の望月には、こんな願いを託しましょうか。

 

(引用:美人の日本語 山下景子著)

 

私には山下さんのような素晴らしいセンスはありませんので、引用させていただきました。

よく判らなくても、文章をゆったりと読んでいると、なんとなく、ほのぼのとした、日本人なら判るような気がしてくるから不思議です。