2005年12月25日

忙中閑 聖しこの夜

クリスマス おめでとうございます。 


クリスマスツリー賛美歌109  (Stille Nacht / Silent Night)

聖し この夜 星は光り

救いの御子(みこ)は 馬槽(まぶね)の中に

眠り給う いと安く

 

聖し この夜 御告(みつ)げ受けし

牧人達は 御子の御前(みまえ)

ぬかずきぬ かしこみて

 

聖し この夜 御子の笑みに

恵みの御代(みよ)の 朝(あした)の光

輝けり ほがらかに

 

 

 

きよしこの夜は、有名なクリスマスキャロルのひとつ。原詞の“Stille Nacht”は、ヨゼフ・モーアによって、ドイツ語で書かれ、フランツ・クサーヴァー・グルーバーによって作曲されました。世界中の300を超える言語に訳されたと言われています。

 

この歌は18181225日にオーストリアのオーベルンドルフの聖ニコラウス教会で初演されました。

 

私たち家族も17年前のクリスマスイブの夜に、聖ニコラウス教会を訪れ、小雪の降るなかを小さな教会の前の緩やかな芝生の斜面で、地元の人たちと一緒に きよしこの夜をうたった楽しい思い出があります。曲のメロディを聞くとそのときの清らかでファンタジックな情景が浮かびます。

 

(賛美歌か讃美歌か?)

「わが国では明治以来、教会で歌われる讃美歌を「讃美歌」という文字を使用してきました。日本基督教団出版局では、この伝統を守り、出版局の固有名詞として「讃美歌」を使用しています。一般的に「さんびか」という場合は、「賛美歌」で、固有のものをさす場合は、讃美歌となります。」青山学院発行 AOGAKU Chimes NO.6


Posted by tomato1111 at 15:45│忙中閑